ロノジノイエ　八戸市

寒くない、中庭がある、平屋、この3つのキーワードから建築が始まりました。最初に子どもを授かり、ぼんやりと考えていた住宅イメージ、内覧会や展示会を回る中で、出会ったのが建築家の和田 隆さんでした。決め手は、デザインや住宅性能の良さに加えて、ぼんやりと考えていた住宅イメージを聞き取って、図面にし、提案してくださる熱意と優しさを感じられたため、ご依頼いただきました。生涯を通して、安全に無駄なく暮らせる住まいの理想形として選んだ平屋は子供たちはもちろん、ご夫婦の将来を見据えた住宅をイメージし提案しました。転落や転倒などのリスクを回避しつつ、老後は活用されない2階は無駄なスペースとして省いた構造となっております。入居していただき、家事も育児も、すぐに手が届く動線に奥様は感激しておりました。

時間とともに光の表情を変える中は室内と同じ高さの樹脂デッキを設けて、屋内の延長をすることで開放的な大空間を作りだしております。中庭は子供がお絵描きやおやつなどの日常を太陽や風を感じながら実感できます。洗濯物は外に干したいという奥様の希望によりランドリールームからも中庭に出る頃が出来るため、お出かけの際も洗濯物を干したまま出かけることが出来るため、プライバシーの心配がないことも中庭のメリットといえます。そして、何より寒くない住宅を希望であり、その希望を叶える要素が高い断熱性能です。冬の寒い時期であっても、夏の暑い時期でもエアコンを効率的に使うことが出来る空間であるため、部屋全体にいき届かせることが出来ます。回遊プランにより、移動するたびに発見がある伸びやかな視界と開放された生活動線は、オールフラットならではの特徴ともいえます。様々なライフステージにも柔軟に応じてくれる究極のバリアフリー住宅となっております。